妊娠中のトラブル

妊娠中のトラブルはいろいろありますが、この時期は出来るだけ薬剤を飲みたくないものです。
1960年代に起きた「サリドマイド事件」以来、医者も患者も妊娠中の薬剤使用には大変慎重ですね。ではいざ色々な問題が起きた時、「我慢」するしかないのでしょうか?
いいえ鍼灸は古来より妊娠中の様々の問題に対して無害で効果的なケアーを提供してきています。
つわり
つわりは妊娠初期に起こる体の異変です。吐き気がして嘔吐に至ります。唾液が増えて味覚が変化し、食欲が多くなったり、少なくなる人もいます。こうした症状が全くない人もいますが、中にはひどく重篤で苦しい状態が妊娠後期まで続く人います。
西洋医学的には原因は不明です。漢方医学では胃腸系のトラブルと診て「太陰脾経」を中心に体を整えていきます。また吐き気、嘔吐の対処として足底にある「裏内庭穴」にお灸をします。
お灸といえば「熱そうで私は何だか嫌だな・・」と思うかもしれません。でも安心して下さい。この穴はつわりが激しい時はお灸をしても全く熱さを感じないのです。10…20とお灸を重ねてすえると徐々に熱を感じてきます。その頃には吐き気も収まり、胸がすーっと楽になってきます。
妊娠高血圧症候群(PIH)
妊娠により血管内皮障害と血管れん縮(血管がぎゅっと締まる症状)がおきます。以前は「妊娠中毒」と呼ばれ、高血圧、タンパク尿、浮腫が3大症状でしたが現在では基準の変更に伴い浮腫は除外され、高血圧とタンパク尿があれば、確定診断されるようです。妊婦の5~10%に見られます。軽症であればよいのですが、重傷の場合にはママと赤ちゃんが危険な状態になることがありますので厳重に管理をされることになります。
妊娠前から血圧が高めの方、高齢出産の方、肥満、多胎妊娠、糖尿病などの基礎疾患を持つ方が妊娠高血圧症候群を起こしやすいので注意が必要です。そうした素因が無かったとしても過労や喫煙から発症する方もいます。
治療の基本は安静、食事療法です。本当に重症の場合は入院になりますので、鍼灸治療に来られる方は自宅療養が許されている程度の方が中心です。漢方医学ではこの病気の原因は腎の力の不足ですから、「少陰腎経」を中心に治療を行っていきます。薬物を使うことなく妊婦さん自身の体力を充実させる事を通してこの問題のケアーに当たっています。
もちろん十分な安静と高タンパク、低脂肪、塩分控えめの食事や下半身を冷やさない心がけも大切です。そうした
生活指導も含めて治療を行います。
腰痛
腰痛も妊娠中によく起きる疾患です。放っておくと妊娠後期に坐骨神経痛へと発展していく方もいます。
鍼灸は元来腰痛、坐骨神経痛の治療は得意としているわけですが、妊娠中でも問題なく施術できます。「妊娠中に腰に鍼をしても大丈夫なのだろうか?」という素朴な疑問を持たれる方もいらっしゃるようですが全く問題ありません。鍼灸は2000年を越える歴史を持っており十分に安心できるものです。妊娠中にはいくつかの禁針穴を避けて施術いたします。
又当院では腰の痛みであってもご希望であれば腰そのもではなく足のツボに施術して痛みを緩和する方法も行っています。妊娠後期であれば俯せが無理ならば横臥位(横向きの姿勢)にても施術致します。どうぞご安心下さい。
逆子
鍼灸が逆子の治療に極めて有効であることは近年非常に有名になってきました。病院の産婦人科の先生方にも広く知られてきていて当院でも婦人科の先生の御紹介で逆子の治療にあたることがあります。
「漢方鍼医会」の会員の中には産婦人科と連携して特別に多くの逆子治療の経験を積んでいる先生がいらっしゃるのですが、その方のお話では「過去3年間で1500例の治験があり、そのうち1000例が成功。」との事です。成功率66パーセントは私の実感とも符合します。治療がうまくいかない方は帝王切開の際にその原因が判明することがあります。「臍帯が首に巻き付いていた」「単殿位、複殿位であった」「子宮口の脇に小さな筋腫があった」といったケースがありました。
治療は全身調整に加えて「三陰交穴」「至陰穴」へのお灸をします。このお灸はほとんど熱くありません。数回やって改善がなければそれ以上しつこくはやりません。30週までは赤ちゃんが小さいので成功率は高く、それ以降は段々難しくなっていきます。
安産のお灸
「安産のお灸」は古来行われているものです。安定期以降にくるぶしの少し上にある「三陰交穴」にお灸をしていきます。その名の通りに子宮口の関節や筋肉を柔らかくして安産に導いてくれる治療です。実際に経験された方によると「つきたての餅の様に柔らかくなる」と感じる方もいらっしゃいます。
このお灸はさらに母体の健康維持、生まれてくる赤ちゃんの健康増進の効果もあります。全身の調整をする「漢方鍼治療」と共にこうしたお灸を行います。こうしたケアーを受けて生まれてきた赤ちゃんの多くはアレルギーのない健康な体で生まれてくるようです。
お灸は治療院に来た時に施術しますが、お家でも出来る様、指導も致します。今はシールのついた簡単にできるお灸などもありますので、大抵の方がやり方を覚えて直ぐに出来る様になります。
産後不調
妊娠から出産はもちろん大きな喜びであろうと思います。しかし一方でそのプロセスは女性の心と体にとって大きな負担にもなっています。そのため産後に体調を崩してしまう方が意外と多いものです。しかし西洋医学には「産後の生理・病理」という概念はありません。そのため腰が痛くなれば整形外科で電気を当て、体の節々が痛くなれば痛み止めを処方し、夜眠れないと訴えれば睡眠薬を与え、元気がないと言えば「産後うつ」と診断して抗うつ剤を処方しようとします。そこには「産後の女性の体」には独特な病理があり、その病理を踏まえたうえで治療に当たらなければならない、という視点が決定的に欠けています。そのためこうした対処は多くの場合全く効果的ではないばかりか、時には有害でさえあります。
では東洋医学ではどうか、というと古来から出産後の体調の悪化について「腎の虚損」と「血(けつ)を大量に失う」ことによって起きていく問題である。という観点からこれらの状態を理解し、対処していく処方があります。
鍼灸で言えばそれは「少陰腎経」や「厥陰肝経」を中心に治療を行い「腎の精気」と「肝血」を回復していくことです。
さらに多くの妊婦は妊娠出産によって骨盤に歪みが生じます。これが産後の激しい腰痛や尿漏れ、恥骨の痛みの原因となります。こうした骨盤の歪みの調整も行う必要が有ります。泉堂の鍼灸による「産後骨盤調整」は大変有効であり今までも多くの実績があります。こうした産後の不調の問題は古来「産後の肥立ちが悪い」などと言って多くの女性が苦しんできた問題です。この治療のすばらしいところは産後数年、或いは十年以上経ってもしばしば非常に効果があるという点です。さらに細いはりをそっと仙腸関節に当てて行う痛みのない優しい治療です。苦痛を伴わず、危険な副作用もありません。心当たりのある方は是非一度ご連絡下さい。
妊娠中のトラブルの施術を受けられた患者様の声
不妊症と妊娠中のケアー
- 【氏名】 匿名様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 40歳
- 【職業】 会社員
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結婚して半年、40歳のときに不妊治療を開始しましたが、私の場合、着床はするのですが、すべて流産か化学流産に終わっていました。治療も2年がすぎ、3回目の流産後、体調がなかなか治らなかったのがきっかけで、鍼を試してみよう、こちらで試してみようと決めました。
初めての鍼をした後は、小さいころからガチガチだった内もものお肉が指でつまめるくらいふわふわになって、あまりの違いにびっくりしたのを覚えています。オ血の症状だといわれました。
一回目で効果を実感したので、1週間に一回の鍼に通い、お勧めされた漢方を一日2回きっちり飲み始めました。ズボラな私には大変珍しいことでしたが、鍼のあとは、体のこりのようなものがほぐれリラックスしましたし、漢方は不味かったですが(笑)、飲んだ後は体がポカポカし、冷え性が改善され、明らかに今までとは体調が違っていて、これは続けたいと思えたのでした。とはいっても、病院での検査では、なかなかホルモン値が正常にならず、治療は見送りが続きました。
流産手術から4か月目、今回も見送りかとがっかりしていたら、その後生理が来ず、なんと自然妊娠していました。あまりにも意外で、検査したのも生理予定日をかなりすぎてからでした。なぜ自然妊娠できたんだろうと顧みるに、やっぱりこちらでの治療しか心あたりがありません。ホルモン値には出なくても、別のところで私にじわじわ効いてたんだなあと思います。
そしてそのあとも。私は8か月までこちらでお世話になって、つわりも軽かったし、逆子も一回でもとに戻りました。足に鍼をした瞬間、おなかの子がぐいーんと動くのがわかり、本当に不思議でした。
一人目を無事に出産して、一年後の今また二人目の妊娠で漢方を処方してもらっています。
子供を授かることができたのは先生のおかげです。本当にありがとうございました!
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
不妊と産後の不調
- 【氏名】 M・U様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 39歳
- 【職業】 主婦
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10年ほど前のギックリ腰以降、腰の痛み・張りが出ることがあり、鍼灸院を探していたところ、泉堂はり灸院さんのHPを見つけました。
これまで鍼灸の治療の経験はありましたが、脈をみながらの治療や、モグサのお灸というのは初めてでした。
はじめは緊張したものの治療中はとても落ち着けて、帰る頃には、体はもちろん心までスッキリしたことを覚えています。ちょうど結婚が決まったころに腰痛で通院していた時には、月経不順(不妊)、生理痛がひどい時があることをお伝えしたところ、妊娠しやすい体に改善していく治療を勧めていただきました。
生理痛は、ひどい時には会社を休むほどだったもののだいぶ改善し、月経不順も周期が落ち着く時が増えたように感じました。仕事と結婚による引っ越しで通院できない時期がありましたが、無事にタイミング法で妊娠、娘を出産することができました。
しかし産後2ヶ月が過ぎたころに、突如ギックリ腰の症状が出てしまいました。もともと腰痛持ちであるものの、産後のまだ不完全な体での乳児のお世話は負担になっていたのかもしれません。歩くことはできましたが、娘を抱えての階段の上り下りや、ベッドに寝かせる瞬間など前かがみになるたびに痛みが走り、育児もままならない状態でした。
取り急ぎ近所の鍼灸整骨院に行ったのですが、残念ながら治療後の良い感覚を感じることができませんでした。子供をあずけられる身内も近くにいないため、継続的な通院も困難で、この腰の状態で育児を続けながら治るのかと、とても不安でした。
泉堂はり灸院さんのHPで、子連れの治療も…の文章を見つけ、2ヶ月の娘を連れて通院させて頂きました。
1度目の治療でピキッと走るような痛みはほぼ無くなり、2日目・3日目と治療を終えるごとに改善を実感できました。
週1回の治療を続けていますが、再発することもなく、日々成長する娘とともに生活できています。
これまで産後の自分のケアは疎かになっていましたが、定期的に治療を受けて、予防と体と心のリフレッシュをさせて頂こうと思います。今後ともよろしくお願いします。
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
二人目不妊 5年ぶりの妊娠
- 【氏名】 N・A子様
- 【性別】 女性
-
大変お世話になりました。 N・A子です。
遅くなりましたが、治療の感想を送ります。
長女を出産してから5年、なかなか妊娠せず、婦人科では子宮内膜症によるキャッチアップ障害だから体外受精するしかないと言われ 途方に暮れていた時に、泉堂鍼灸院に出会いました。
じっくり話を聞いて下さり、きちんと脈を診て、惜しみなく、でもきちんと必要な箇所に鍼をうち、合間にお灸をすえてくれます。 スタッフの皆さんも優しい雰囲気で施術も安心で、無駄な時間がなく、ひたすらリラックスできる空間でした。
婦人科を変えて通院も続け、多嚢胞卵巣症候群が主な原因とのことでホルモン注射を毎月打ち、その経過を隅田先生に報告して それにも合わせた治療をして下さったこともとても安心でした。
漢方も処方してもらいました。始めに先生は自信を持って「4ヶ月で体質変わりますよ」と仰いました。 そしてなんと、通院を始めてから4ヶ月で妊娠が発覚。 本当に驚いて報告すると「だいたいそうなんですよ」と。
すごい!これは妊娠したいたくさんの女性に教えてあげたい!と思いました。 妊娠中も通院を続け、腰痛・こむら返り・花粉症などを軽減してもらい、逆子にもならず、赤ちゃんの発育も良好。 そして、2時間というスピード安産となりました。
隅田先生が「夜よく眠れることが大切」と仰ってましたが、鍼灸のおかげか、息子は夜6時間くらいまとめて寝てくれます。 ちょうど一年前、泉堂鍼灸院に出会わなければ今の私はないと思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
いつも暖かく迎えて下さった隅田先生とスタッフの皆さんありがとうございました。 以上です。 また体調が悪い時には、いつでも隅田先生に頼れると思うと安心しています。お忙しいと思いますが、ご自愛ください。
院長:N・A子様は35才結婚5年半 第1子4年前出産 二人目不妊 内膜症による卵管癒着と多膿疱性卵巣による排卵障害がありました。 昨年4月初診以後週1回の治療13回目での妊娠報告を経て今年4月無事出産となりました。
最初にお話したスケジュールで妊娠が叶ったのがとても印象的だったのですね。 5年ぶりの子育てでお忙しい中、詳しくわかりやすいお話をお寄せ頂き、本当にありがとうございました!
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
不妊、妊娠、そして二人目へ
- 【氏名】 W子様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 39歳
- 【職業】 会社員
-
2年前から不妊治療を受けており、良い結果が得られない為、体質改善をおこないたく受診しました。
不妊外来で治療を続けていたのですが、最終的には顕微授精が最も妊娠の可能性が高いだろうとのことで、顕微授精をお願いすることにしました。しかし採れた卵子は2個。その後いい状態まで育ってくれた卵は1個。その大事な1個を移植しましたが妊娠には至らず。体質から改善しなくてはいい結果が得られないのではないかと思い、インターネットで鍼灸院を探すことにしました。
泉堂はり灸院さんに決めた理由としては、不妊治療をされていたこと、漢方薬に精通されていたこと、何より院長先生ご自身も奥様と不妊治療に取り組まれていたことを知り、心強く感じたことからでした。
2回目の採卵日まで時間がなかったのですが、そこから鍼灸と漢方薬で体質改善に取り組みました。2回目の採卵では10個の卵子を採取することができ、
保存できる状態まで育ってくれた受精卵は7個でした。
前回が1個しか育ってくれなかったので、数が増えたこともすばらしいのですが、受精卵のグレードも高いものばかりでした。その後3回目の移植で無事に妊娠することができ、今は8ヶ月で元気にすくすく育ってくれています。
そして今、残りの凍結受精卵を使って二人目を希望し、再び泉堂はり灸院さんに通っているところです。
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
健康管理から不妊治療へ
- 【氏名】 M美様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 40歳
- 【職業】 自営業
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3年前、普段から調子の悪いときに伺っていたのですが、ふと以前から
悩んでいた不妊について聞いてみたところ、積極的にやっているとのこ
と。その翌週から週に1度、鍼で身体の血流をよくすることをスタート
しました。2年ほど不妊について悩み、不妊治療を始めようかと検討しはじめたところ
でしたが、鍼は普段の治療とあまり変わらないし、血流を良くすることは身体にもいいことなので、もし妊娠できなくてもそれはそれでいいと、気楽にできることがとても良かったです。私の場合は太ももあたりの血流が特に滞っていて、そこを重点的にやっていただきました。3週間ほど毎週通ったところですぐに妊娠が分かり、妊娠中も腰が痛いときなどにお世話になりましたが、思っていた以上の効果に驚きました。
基礎体温を毎日測ってタイミング法を始めたり、仕事をセーブして気持ち的にゆとりを作るなど、いろいろな要因が重なってのこととは思いますが、それでも試してみる価値はあるなと思います。
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
不妊症
- 【氏名】 M子様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 41歳
- 【職業】 自営業
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妊娠を目的として通院をしました。
色々な治療院(妊娠のための)がありましたが、院長先生のブログを読んできちんとした理論が書かれていたので、とても良かったです。
私の不健康な部分を1つ1つ治療してもらい、プラス妊娠しやすい体づくりの治療もしてもらい、こちらに通ったからこそ、妊娠→出産できたと思います。
漢方もその時々必要な物を紹介してもらえるので助かりました。
出産後もすぐに風邪を引いてしまい、治療して頂いたので助かりました。
これからもお世話になると思いますが、宜しくお願いいたします。
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
出産時のトラブルと二人目不妊 癇癪
- 【氏名】 ひやしんす様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 23歳
- 【職業】 主婦
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私は出産予定日になっても赤ちゃんが生まれず、過期妊娠と診断されました。
過期妊娠は、胎盤の機能の低下や、羊水の減少や混濁など、様々なトラブルを引き起こすと病院で説明され、少しでも早く産みたいと思い、こちらで鍼治療を受けさせていただきました。鍼とお灸は初めてでしたがとても心地よく、リラックスして受けられました。
効果が出るのか半信半疑でしたが、治療を受けた夜に前駆陣痛が始まり、次の日には赤ちゃんが生まれました。本陣痛は3時間と、初の出産なのにとても安産でした。
また、2人目不妊に悩んだ時も治療していただき、勧めていただいた漢方を飲みながら3ヶ月、2人目を授かることができました。
娘が2歳になり、癇癪がひどくなって困っていた時に小児鍼を知り、また治療をお願いしたところ、娘の癇癪があっという間に良くなりした。
「気持ちいいからもっとやりに行きたい」とお願いされるほどで、とてもリラックスしていた様子でした。
日頃からどうすれば子供の体調がよくなるかも教えていただき、助かりました。
1人目の妊娠出産時、2人目不妊時、娘の癇癪とお世話になっておりますが、ものすごい効果でした。またお世話になりたいと思います。
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
稽留流産の流産促進から、妊娠と出産:35才女性
- 【氏名】 Y・H様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 35歳
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泉堂はり灸院の皆様
ご無沙汰しております。以前お世話になっておりましたY・Hです。お連絡が遅くなりましたが、2016年2月12日に無事に男児を出産することができました。体験記を作成しましたのでお送りさせていただきます。『私が初めて泉堂はり灸院さんを訪れたのは、初めての体外受精で妊娠したものの、8週で稽留流産になり自然排出を待っている時でした。不妊専門病院の医師の勧めで掻爬手術を行わずにいたのですが、全く流れる気配がなく毎日悩んでいた時、鍼灸が効果的である事を知りました。インターネットで色々と検索し、実績があり評判の良いこちらに、藁をも掴む思いで訪れたことを今でも覚えています。驚くことに初施述の翌日に胎児が自然と流れ、やっとそこから二回目の体外受精へと進むことができたのです。この時ははり灸の効果に本当に驚き、それと同時に院長先生の腕を信用することができました。不妊専門病院では、高プロラクチン血症、NK活性細胞により流産し易い身体と言われてしまいとても不安でしたので、病院での薬治療とこちらのはり灸を併用することに決めました。院長先生はまず身体の状態や不妊専門院での数値などを丁寧に聞いてくれ、その時々での最適な施術を行って下さいました。一度流産を経験し、人一倍不安になっている私は、先生の掛けてくださるお言葉にいつも励まされていたのを覚えています。いつしかこちらに通うことは私にとってリラックスの場になり、欠かすことができなくなっていました。三度目の体外受精で無事に着床、心拍確認、出産まで終えることができたのは、こちらの治療のおかげと言っても過言ではないです。本当に皆さんに感謝しています。また二人目を考えた時には絶対にこちらに通いたいと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いします。』院長:Y・H様は昨年2月まず「心音が消えた胎児がなかなか排出できない」というご相談から始まりました。実は当院でも時々この様なご相談があります。予後は大抵良くて1,2回の施術で排出を確認できます。掻爬手術を行わ無くて済むので母体を痛めることがありません。Y・H様もこの後週一度の治療を繰り返して無事6月上旬には「妊娠報告」を頂くことができました。御結婚3年、多膿疱性卵巣を乗り越えての待望の赤ちゃんでした。お忙しい中貴重な手記を寄せて頂きありがとうございました。
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
不妊症
- 【氏名】 あねもね様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 34歳
- 【職業】 保母
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結婚後なかなか子どもが授からず、不妊専門のクリニックを受診した所、重度の男性不妊が見つかり、医師からは「顕微授精以外に方法はない、すぐにでも治療を始めたほうがいい。」と言われました。
いきなり高度な不妊治療に進むことに不安が大きく、まずは泌尿器科での治療を続けながら、体質改善の為に夫婦で泉堂さんに通い始めました。
毎回丁寧に話を聞いてその時の身体の状態にあった治療をして頂き、冷えや生理痛などの体質改善だけでなく心のサポートまでして頂いていたように感じます。
それから3カ月、まさかの自然妊娠でした。色々なケースがあると思いますが、あの時泉堂さんのホームページを見つけ、鍼灸に通うという選択をして本当に良かったと思っています。
産後は子育てに忙しく、体調を後回しにしてしまいましたが、先日久々に施術をして頂いて体も心もスッキリと軽くなり、やっぱり鍼灸っていいなと実感しています。
いつも本当にありがとうございます!!
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
不妊・高プロラクチン血症による着床障害:36才女性
- 【氏名】 匿名様
- 【性別】 女性
- 【年齢】 36歳
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結婚して2年、36歳という年齢もあり、子どもが授かれず内心焦っていました。
不妊外来クリニックで検査をした結果、高プロラクチン血症による着床障害が懸念されると診断され、
その日以来ホルモン剤の投薬が欠かせませんでした。
もともと、冷え症ということもあり、体の冷えを改善しない限り妊娠しないのでは?と思っていたのと、
西洋薬や医療行為による妊娠に抵抗があったため、東洋医学について調べた結果、たどり着いたのが、
泉堂はりきゅう院のHPです。
院長先生は男性ですが、不妊に詳しく、デリケートな相談も抵抗なくできる方でしたので、
通院することに決めました。また、院長先生は漢方薬にも詳しく、院内でも処方してくださいました。
生まれて初めて鍼灸の施術を受けましたので、初回はとても緊張しました。
鍼灸の重苦しい印象とは裏腹に、鍼は痛くなく、灸は心地よい温もりでした。
通っているうちに、もぐさの香りがクセになりました(笑)
冷え症の私は、真夏でも手足が冷えており、時には「付け鍼」貼っていただき、
効果が数日間続く施術もしていただきました。
鍼灸を始めてから改善されたのは、基礎体温の二層化です。
低体温がズルズル続いていたのが、低温層と高温層にはっきり分かれるようになりました。
その一方で不思議だったのは、今までなかったPMS(生理前症候群)による腰痛です。
骨盤内に流れる血流が増えたせいなのかな?と判断していますが。
冷え症の劇的な改善というのは、なかなか自覚できないものですが、体感温度が前年の冬とは違いました。
洋服で温めていた身体が、自家発熱を始めたような感覚で、洋服の中がホカホカ感じられる冬を過ごしました。
それでも足先の冷えはなかなかとれませんでしたが。
9月頃から通い始め、半年後に妊娠が発覚!人工妊娠を検討していた矢先の自然妊娠でした。
妊娠確定後も、高齢の初産ともあり、無事に育って出生してくれるまでは不安のほうが大きかったです。
そこで、先生に相談したところ「安産灸」ができるというお話でしたので、産休に入るまで通いました。
「母体だけでなく、おなかの子も元気になるお灸ですよ」と言われ、安心することができました。
臨月には、自宅でセルフ灸を据え、出産のプレッシャーを抑える安定剤にしていました。
お陰様で、お産も軽く、本当に元気な子が生まれました!
おまけに、つわりの症状もほとんどなく、元気すぎる妊婦と言われました!
妊娠から出産を経て、現在は母乳育児中ですが、女性の体は血液の流れがとても大切だと実感しております。
血の流れや気の流れを泉堂さんの鍼灸で助けていただきました。ありがとうございました。
※追伸
季節ごとに変わる院内の写真も楽しみの一つです!
院長:丁寧に振り返って頂いたお手紙本当にありがとうございました。鍼灸治療を始めて体が変化していく過程で苦痛が軽減される反面、新たな症状が感知される場合があります。漢方では昔から「瞑眩」と呼んでいます。血行が良くなった故の「気づき」ともいえるかもしれません。治療の進行に従って消えていきますのでご安心下さい。
半年経って高度不妊医療を検討し始めた矢先の妊娠、本当に良かったですね。安産のお灸もがんばってやりましたね。色々な努力がきちんと報われて本当にうれしく思います。子育てで忙しい中時間を割いてお手紙頂き本当にありがとうございました。追伸:ベッドサイドの写真ほめて頂きありがとうございました。あちこちに行って花の写真を撮っています!
【免責事項】お客様個人の感想であり効果・効能を保証するものではありません。
