3月例会

中野サンプラザで漢方鍼医会3月例会がありました。

午前中は毎年恒例の治験発表でした。

「糖尿病を主とする不定愁訴」「緩和ケアと鍼治療」「ドライ・アイ」「脱毛症」

の4題、興味深く聞きました。

これからは鍼灸も終末期医療のお手伝いをする場面が増えていきます。

鍼灸師は今までは町中に治療院を構えて患者さんが来院するのを黙って待っている、という立場でした。

しかし近年鍼灸マッサージの訪問治療に公的な健康保険が適用される様になってきました。

外出困難、歩行困難という条件が付いていますので、必然的にご老人が多くなります。

そうした場では、治療院では出会うことのできないターミナルケアーの段階の方もおられます。

何とか治す、痛みを止めてみせる、といった目的意識では無く、できる範囲で手当をする、寄り添う、という姿勢が求められます。

会の中でも多くの会員が訪問治療に携わっています。

これからは益々こうした発表が多くなりますし、求められていく様になると思います。

当院でも2年前から訪問事業に取り組んでいます。高齢化社会、そして病院から自宅への流れの中で社会的な要請の高まりを感じています。