伝統鍼灸学会

 

先月28日土曜日は治療室を休んで京都で開催された伝統鍼灸学会へ出席しました。

各流派の幹部や大学の東洋医学の研究家たちの発表を聞きました。

長野仁先生による日本鍼灸の歴史に関する発表は今までみたものとは一線を画すほどに詳細でした。

色々な図表が映し出され、日本鍼灸の先人たちの確かな足跡を感じさせるものでした。

私も日本鍼灸の歴史は奈良朝の遣唐使以来とは知っていましたが、公の医療制度における地位等のほかはあまりはっきりした像を知りませんでした。

ですからここまで色々な資料が改めて発見されているということに本当に驚きました。

これからもますますこうした研究が進むと鍼灸師像も大きく変わっていくのではないかな、と感じます。

また例年のことですが関西を中心とした北辰会の会員の発表が目立ちました。

昨年も足底痛を太陽小腸経の後溪穴一穴のみで治療をして著効をあげた、という発表があったのですが、今年も同様の内容の発表が有りました。

不自然に感じましたので質問したところ、同会では後溪穴を色々な症状に適応できる万能穴として愛用しているとの趣旨の回答がありました。

驚きました。

また同会会長の高名な藤本連風氏の講義も初めて聞きました。非常に個性的な方でした。