絶対に受けたくない無駄な医療

 

「絶対に受けたくない無駄な医療」という本があります。

最近よくある医療批判のためのトンデモ本の類ではありません。

アメリカの50の医学会から出されている「無駄と思われる医療行為」のリストの翻訳が主になっているようです。

アメリカの医療界でどうしてこのような動きがあるかというと大きなきっかけはオバマケアだそうです。従来アメリカでは5000万人もの無保険者がおり、十分な現代医療の恩恵を受けられない人たちがいました。オバマケアはこうした状況を大きく改善し日本のような国民皆保険を実現しようとする動きです。しかし計画では日本を遥かにしのぐ総額300兆円に医療が増大する可能があるだけに、アメリカも医療費の抑制に動く必要が有り、こうしたリスト作りが始まっている、というわけだそうです。

驚くのはその中身です。「肺癌のCT検査は、ほとんど無意味である」(米国胸部医師学会、米国胸部学会)
「精神疾患ではない若年者には、『まず薬』で対処してはいけない」(米国精神医学会)
「大腸の内視鏡検査は10年に1度で十分である」(米国消化器病学会)
「6週間以内の腰痛には画像診断をしても無駄である」(米国家庭医学会)
「4歳以下の子供の風邪に薬を使ってはいけない」(米国小児科学会)
「リウマチの関節炎でMRI検査をするのは無駄である」(米国リウマチ学会)

日本では標準として保健医療費が支払われている内容がずらりと並んでいるようです。

まだまだ日本の医療も無駄が多いのかもしれません。

 

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