潰瘍性大腸炎

 

60代女性:潰瘍性大腸炎。最初に下血が始まって1年、今では腹痛も慢性のものとなっているようです。

腹痛と下血が止まらず三週間ほど入院なさっていたそうです。現在はステロイドなどの薬物投与で小康を得ています。

潰瘍性大腸炎は安倍首相が罹患していることで有名になりましたが、私か耳にするようになってからでも既に20年以上たっていると思います。

主には大腸の粘膜に潰瘍とびらんができる原因不明の疾患で、厚労省から特定疾患に特定されている難病です。

主な症状は慢性的な下痢と下血、腹痛です。さらに重症化すると発熱・体重減少・貧血等も伴ってきます。

多くの方は治りきることはなく、慢性化し寛解と悪化を繰り返します。

治療は「寛解維持療法」・・炎症が治まっている状態を維持する。「寛解導入療法」・・炎症が強くなり再燃・活動した状態から炎症を抑えていきます。

要はなるべく良い状態、楽な状態を長く持続できるよう促すと言うことのようです。

治療は主に薬物療法です。

サリチル酸製剤は緩解期、活動期共に使われます。

ステロイドは主に活動期において集中的に使用されますが最近では緩解期維持の目的でも使われることがあるようです。

その他免疫抑制剤なども使われています。