漢方鍼医会5月例会 研修部での講義

漢方鍼医会5月例会がありました。

今月は研修部で「心と心包の治療の実際」を講義をしました。

3年ほど前にテキストの該当する章を書きましたので、当時のことを思い出しながら楽に話すことができました。

テキストに心虚証の治療に実例として出てくるペットロスの犬を無くして悲しむ20代の女性OLは実は50代後半の管理職クラスの女性であり死んだのはセキセイインコのピーちゃんであるという話をしました。

他の人から見ると小さな事でも本人とっては大きな事。そういうことはよくあることです。

私たちは誰でもが小さなモノに大きなモノを投影しているのです。一方的な見方で物事を過小評価してはならない。カウンセリングの基本は「こんな事で?」と思わないこと。という話などすると受講生一同神妙に聞いてくれました。

心心包の治療は上焦に溜まる熱を強力に押し下げて熱邪から体を解放するとても臨床的に有意な治療です。

本会では長くタブーとされてきましたが、ここ数年で発表が相次ぎ今では多くの会員の自家薬籠中のものとなっています。