漢方鍼医会 4月例会

 

漢方鍼医会の例会がありました。

4月は総会ですので、会長副会長三役が並んで進行を見守りました。

学術部は今年から巻田先生が加わってくれますので大変心強いです。

午後は四国の池田政一先生をお呼びして「臓腑経絡から見た薬方と鍼灸」の第2回目の講義を伺いました。

やや長めのオープニングトークのあと麻黄湯、桂枝湯といった基本方剤から傷寒論の寒熱伝変論に従っての正調日本漢方の講義でした。

質問の時間には慢性頭痛に用いる呉茱萸湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の用法に関して解説を頂きました。呉茱萸湯は肝虚陽虚、当帰は脾虚陽虚とのことで呉茱萸湯が胃に重ければ当帰・・を用いよとのことでした。

また良く話題になる漢方薬の副作用に関してですが、麻黄のエフェドリンが持つ交感神経刺激効果は、麻黄が急性期のみに使う薬剤であるからあまり問題にならない。

甘草の偽アルドステロン症に関しては普通は2.3グラム程度の用量なので副作用量に達しにくいものであるし、何よりも漢方薬は「証」が大切であり、正しい見立てのもとに処方を選択すれば大きな問題は起きにくい、というお答えでした。

閉会後は付近の居酒屋で懇親会が行われ、3時間ほど宴に参加して帰宅しました。また新しい年度が始まります!