治療の姿勢

 

治療をするときに特定の姿勢を取るようお願いする事があります。

例えばむち打ちや頸肩腕症候群で首や手の痛みしびれがある時などは、横向きの姿勢で上になる手の平を顔の前に持ってきて頂きます。

こうすると肩胛骨が外側に開いて普段触れることの出来ない肩胛骨の内側の筋肉に施術することができ、効果が大きくなります。

肩胛骨内側の緊張は広い範囲にわたるエリアの各種症状の原因となっています。

また足先やかかとの痛みやしびれ、その他の下肢の頑固な症状がある場合は、横向きの姿勢で両足を90度ほど屈曲した姿勢を取って頂いた上で腰部に施術することがあります。

そうすることで仙骨が大きく外側にスライドし、普段触れることの出来ない仙骨の内側、仙腸関節上の筋肉へ直接施術することが出来ます。

仙骨の内側もまた緊張を持ちやすいところです。ここに緊張がたまると仙骨腸骨(腰骨)全体の動きが堅くなり、俗に言う「骨盤がずれた」状態になります。

その影響は下肢全体の慢性的で頑固な痛みやしびれの原因となります。

こうした普段「触れることの出来ない筋肉」もちょっとした工夫、姿勢の移動で容易に触れることが出来、大きな施術の成果を得ることが出来ます。