書痙

60代男性、「昔から字を書こうとすると指に力が入ってぶるぶる震えてしまうんですよ。これ何とかならないでしょうか?」

「はい、それは書痙という病気です。肉体的な問題の他に精神的な要素もあるのですが、鍼灸では昔から治療の対象になっています。当院でも良く扱います。ではやりましょう。」

この病気は 御存意無い方も多いものです。この方も長い間この症状を持っていながら1人で悩んでおられて病名を知ったのはつい最近だと仰っていました。

「字を書こうとする時、または字を書いている最中に、手が振え(振戦)、または痛み(疼痛)が発生し、字を書くことが困難となる書字障害である。

緊張しやすい人に発症しやすいとされるが、特に速記者、代書人、文筆家、教師など、字を書くことを仕事にしている人に発症者が多く、職業病とも言われる。

特に人前で書く時に振える場合、人と接している緊張、人に字が汚いと思われたくないという意識、また字を書くときに震える自分を見られたくないという強迫観念からますます症状が悪化するなど、他人を意識するあまりに緊張が過度に高まって出てくる対人恐怖の一種とも言われる。また、あらゆることが原因となって緊張することで発症する神経症心身症ともされる。

」と書かれています。

整形外科ではこれといった治療はありません。

鍼灸では昔から良くやります。大抵は帰宅後はっきりと効果を感じます。数字経つと元に戻ります。またやると改善します。そして徐々に効果が長持ちする様になればしめたもので、多くの方がこの病気を卒業していきます。