子午流注ータイムラインに基づく治療03

これらの内容は時制による取穴法の最も早い運用の経験記録となっている。さらに霊枢・本輸篇「肺蔵の所属する経脈の血気は少商穴より出ます。少商穴は、手の第一指の端の内側にあり、井穴で木に属しています。」「大腸は、上りて手の陽明に合し、商陽に出づ。商陽は、大指次指の端なり。井金と為す。」これは「陰は井木、陽は井金」という五行剛柔関係の最も早い記録となっている。さらに難経64難においてより詳しい全面的な説明がなされています。

子午流注針法は金元以降に発展していきました。竇漢卿が著わした「標幽賦」には「一日に66穴を取る」として「納子法」が提唱されています。除風が著した「子午流注按時定穴歌」では「納干法」が提唱されています。

如何に子午流注の意義、子午流注針法の組成、臨床応用などを紹介していきます。

・子午流注の意義

「子午」の二文字には時間、陰陽、方位などの意味があります。時間という観点で見ると1には12時間、子午によって昼夜を分けています。子の刻は夜半、午の刻は真昼(正午)です。